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Oscár de la Cinna (1836-1906)

スペインのピアノ音楽というと、どのようなものが思い浮かぶでしょう。イサーク・アルベニスやグラナドスの作品あたりではないかと思います。では、彼らが現れる以前のスペインのピアノ音楽はどのようなものだったのでしょうか。全くといってよいほど知られていないのが現状でしょう。アルベニスが作曲家として表舞台に立つのは1880年代になってからですが、それ以前となると、ドメニコ・スカルラッティやアントニオ・ソレールなど...
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Carl Czerny: Album élégant des Dames-Pianistes, 24 Morceaux mélodieux Op.804 - No.3 Arabella

今回は、カール・チェルニーの《婦人ピアニストの優雅なアルバム, 24の旋律豊かな小品 Album élégant des Dames-Pianistes, 24 Morceaux mélodieux Op.804》から第3曲〈アラベラ Arabella〉を録音しました。この曲集は、作品番号からもわかるようにチェルニーの晩年の作品で、1850年代の初頭に出版されたものと思われます。副題で「旋律豊か」と述べられている通り、甘美な旋律を持ったロマンティック小品が多く含まれており、今日...

Ernesto Antonio Luigi Coop (1812-1879)

当ブログでは、19世紀イタリアのピアノ音楽の作曲家として、これまでにテオドール・デーラーとステファノ・ゴリネッリ、ジュゼッペ・コンコーネの3名を紹介しました(デーラーはドイツの作曲家として扱われることもありますが、生まれたのも亡くなったのもイタリアです)。今回は彼らと同時期にイタリアで活躍したエルネスト・アントニオ・ルイジ・クープ(Ernesto Antonio Luigi Coop, 1812-1879)の作品を録音してみました。クープ...

Giuseppe Concone (1801-1861)

▲Giuseppe Conconeの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載ジュゼッペ・コンコーネ(Paolo Giuseppe Gioacchino Concone, 1801-1861)の名は、『50の声楽レッスン Op.9』(所謂「コンコーネ50番」)等の練習曲集によって、声楽を志す人たちにはお馴染みのものとなっています。また、幾つかのピアノ練習曲集によって、ピアノ学習者にもある程度知られた存在となっています。コンコーネは、イタリアのトリ...

Johann Baptist Cramer (1771-1858)

▲Johann Baptist Cramerの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載ヨハン・バプティスト・クラーマー(Johann Baptist Cramer, 1771-1858)の名は、彼のOpp.30、40、81の練習曲集からハンス・フォン・ビューローが60曲を抜粋し再構成した所謂『クラーマー=ビューロー』と呼ばれる練習曲集によって知られています。他には、100曲以上のソナタ(ピアノ独奏用のほか、ヴァイオリンやフルートなどの助奏付き...
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