Charles Voss (1815-1882)

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▲Charles Vossの肖像 The New York Public Library Digital Collections より 加工・転載

シャルル・フォス(Charles Voss, 1815-1882)は、ドイツ出身のピアニスト・作曲家です。ベルリンで音楽教育を受け、パリなどで卓越した演奏家および流行の作曲家として人気を獲得しました。

フォスは、300点以上もの作品を残していますが、その多くは流行の様式に則ったサロン小品や歌劇などによる編曲作品です。一方で、フーガ(Op.12)や協奏曲(Op.52)のような厳格な様式による作品も書いています。特に、後者はメンデルスゾーンからも称賛を受けたそうで、どのような曲なのか気になります。



シャンパンの泡, 演奏会用大練習曲 Écume de Champagne, Grande Étude de Concert Op.161

シャンパンの泡が噴き出す様子を模した(?)グリッサンドが印象的です。主部では泡が沸き立つような清涼感ある16分音符の動きが続き、中間部では酒の歌が(Chant bachique)歌われます。曲の終わりに出てくる“F~FAFF~ C~CFCC~”という旋律はモーツァルトの歌劇「ドン・ジョヴァンニ」の「シャンパンの歌」のパロディでしょうか。



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