Johann Peter Pixis (1788-1874)

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▲Johann Peter Pixisの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載

ヨハン・ペーター・ピクシス(Johann Peter Pixis, 1788-1874)は、ドイツのピアニスト・作曲家です。オルガニストであった父フリードリヒ・ヴィルヘルム(Friedrich Wilhelm Pixis, 1755-1820)から音楽教育を受け、ヴァイオリニストの兄フリードリヒ・ヴィルヘルム(父と同名, 1785-1842)と共に演奏旅行を行って幼くしてピアニストとして名声を獲得しました。

1808年、ピクシスはウィーンへ行き、対位法の大家アルブレヒツベルガーに師事しました。また、同地では、ベートーヴェンやマイヤーベーア、シューベルトといった名立たる音楽家たちとも面識を得ています。

1825(?)年にはパリに定住し、最高峰のヴィルトゥオーゾ・ピアニストおよびピアノ教師として評判を得ました。その間、フランチラ・ゲーリンガー(Francilla Göhringer, 1816-1888?)を養女に迎え、優秀なオペラ歌手へと育て上げています。1840年にはバーデン=バーデンに居を移し、ピアノレッスンを行いながら余生を送りました。

ピクシスは、ピアノ曲を中心に、歌劇、交響曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲など多岐のジャンルに亘って作品を残していますが、今日最も知られているのは、おそらく、ショパンやリスト、タールベルク、エルツ、ツェルニーと競作した「ヘクサメロン変奏曲」の第3変奏でしょう。その「ヘクサメロン変奏曲」も一般的に知られている曲とは言い難いですが…。



スコットランドのバラードによる変奏曲 Ballade écossaise variée Op.96

技巧的で華麗な変奏曲です。






さらに、今日はクリスマスということなので、それに因んだ曲を。以前に紹介したTheodor Oestenの「天使のクリスマス・ソング Weihnachtsgesang der Engel Op.94-20」です。


金の真珠, 25の小さくて非常に易しい運指付きの子供のための楽曲 Goldperlen, 25 kleine und sehr leichte Kinderstücke mit Fingersatz Op.94 より No.20 天使のクリスマス・ソング Weihnachtsgesang der Engel




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