Jacob Rosenhain (1813-1894)

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▲Jacob Rosenhainの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載

ヤーコプ・ローゼンハイン(Jacob Rosenhain, 1813-1894)は、ドイツのピアニスト・作曲家です。著名なピアノ教師ヤーコプ・シュミット[1]に学んだ彼は、僅か10歳でピアニストとしてデビューを果たしました。この少年の才能に感銘を受けたフュルステンベルク公は、彼をドナウエッシンゲンに連れて行き、カリヴォダ(Wikipedia)の指導を受ける機会を与えています。その後、ローゼンハインは、フランクフルトでシュニーダー・フォン・ヴァルテンゼー[2]にも師事しました。

1837年には、ロンドンを訪れ、数々の演奏会を行い、同地のフィルハーモニック協会との共演もしています。その後は、パリに定住し、アラール(Wikipedia)やエルンスト(Wikipedia)、ヨアヒム(Wikipedia)といった弦楽器の名手たちと室内楽の演奏を行ったり、J.B.クラーマー(Wikipedia)と共にピアノ学校を開いたり(1843)し、楽壇の第一人者として名声を獲得しました。しかし、1870年には、普仏戦争のため、パリを離れ、バーデン・バーデンへと移ることとなりました。

ローゼンハインは、歌劇、交響曲、ピアノ協奏曲、室内楽曲、歌曲、ピアノ曲など、多岐のジャンルに亘って作品を残しました。彼の友人であったメンデルスゾーンは、1846年に「交響曲第1番 Op.42」をゲヴァント・ハウスで指揮しています。

[1]Jacob Schmitt(1803-1853):ドイツのピアノ教師・作曲家。兄アロイス(Aloys Schmitt, 1788-1866)も著名なピアノ教師・作曲家。
[2]Xaver Schnyder von Wartensee(1786-1868):スイス出身の作曲家




12の性格的練習曲 12 Études caractéristiques Op.17 より No.6「漁師のセレナード Schifferständchen (La Sérénade du Pêcheur)」、No.7

当時、パリ音楽院の院長であったケルビーニ(Luigi Cherubini, 1760-1842)に献呈された練習曲集。



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