Frédéric Brisson (1821-1900)

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▲Frédéric Brissonの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載

フレデリック・ブリッソン(Frédéric Brisson, 1821-1900)は、フランスのピアニスト・作曲家です。彼は、12歳でピアニストとして公の場で演奏をし、15歳の時には地元で音楽教師として活動しました。ギャローデ(Garaudé)[1]に和声法を学び、1840年に最初の作品を出版しています。1846年にはパリを訪れ、そこで優れた音楽教師および流行音楽の作曲家として評判を得ました。

作品には、ピアノ小品のほか、オルガンのメトード、ピアノとオルガン(ハーモニウム)のための二重奏曲、それにヴァイオリンを加えた編成の三重奏曲、オペレッタ「村人の策略(Les ruses villageoise)」などがあります。なお、ブリッソンは、1848年出版のピアノ小品「薔薇と蝶々(La Rose et le Papillon)」において主旋律を大きな音符、伴奏を小さな音符で表わす記譜法を初めて用いたといわれています。この手法は、後にタールベルク(以前の記事)も採用しています。

[1]資料によってはGarandet、Garaudiとなっていた。Alexis-Adelaide-Gabriel Garaudé(1779-1852)のことだろうか?



L.van ベートーヴェンのアダージョ, ピアノ独奏ソナタからの抜粋, トランスクリプション Adagios de L.van Beethoven, Extraits des Sonates de Piano seul, Transcriptions Op.101 より No.5 アダージョ・ソステヌート, ベートーヴェンの「幻想ソナタ Op.27」 Adagio sostenuto, Sonate Fantasie de Beethoven Op.27

ブリッソンのOp.101には、ベートーヴェンのピアノソナタの緩徐楽章をピアノ、ヴァイオリン、オルガンの三重奏に編曲したものが6曲収められています。今回紹介する第5番は、有名な「月光ソナタ」の第1楽章を編曲したもので、名ヴァイオリニストのシャルル・ダンクラ(Wikipedia)に献呈されています。

ニコニコ動画に同曲を楽譜付きで投稿しました。MIDIの場合、再生環境によって聞こえ方が異なってしまうので、こちらで聴いたほうがいいかもしれません。





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