Edouard Wolff (1816-1880)

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▲Edouard Wolffの肖像 The New York Public Library Digital Collections より 加工・転載

エドゥアール・ヴォルフ(Edouard Wolff, 1816-1880)は、ポーランド出身のピアニスト・作曲家です。彼は、ザヴァツキ[1]という音楽教師にピアノの手ほどきを受け、1828年にウィーンへ行きヴュルフェル[2]に師事しました。その後、1832年にワルシャワに戻り、ショパンの師でもあるエルスネル(Wikipedia)に作曲の指導を受けています。

1835年にはパリへ行き、演奏家・作曲家・ピアノ教師として高い評判を得ました。演奏旅行でフランスの地方都市やドイツ等へを赴いたのを除き、終生そこで暮らしています。

ヴォルフは、Op.にして333に及ぶ作品を残しましたが、その多くが2手または4手のためのピアノ曲となっています。その他には、ピアノ協奏曲、ベリオ(Wikipedia)やヴュータン(Wikipedia)等の作曲家と共作したヴァイオリンとピアノのための二重奏曲などがあります。作風は、同郷出身の友人であるショパンからの影響が強く感じられます(時には逆にショパンに対して影響を与えた、という可能性も否定できない気もします)。

ヴァイオリニスト及びピアニストとして名声を博したヴィエニャフスキ兄弟(兄ヘンリク(Wikipedia)、弟ユゼフ(Wikipedia))は、ヴォルフの甥にあたります。

[1]Zawadski:詳細は不明 
[2]Wilhelm Wenzel Würfel(1790-1832):チェコ出身のピアニスト・作曲家。ワルシャワ音楽院で教鞭を執り、ショパンにオルガンを教えたこともあった。



ショパンを讃えて, レーヴリー=ノクターン Hommage à Chopin, Rêverie-Nocturne Op.169

瞑想的な夜想曲です。1852年頃に出版された作品ですので、ショパンの没後に彼を偲んで書かれたと思われます。


3つのポーランドの歌 3 Chansons polonaises Op.173 より 第3番

マズルカの様式で書かれた作品で、ショパンの作風によく似ています。



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