Friedrich Burgmüller:Les Etincelles, 12 Mélodies Op.97 より No.5 Un premier Amour, Redowa varié

今回は、練習曲でお馴染みのブルグミュラーが作曲した「火花, 12のメロディー Les Etincelles, 12 Mélodies Op.97」より第5曲「初恋, レドワによる変奏曲 Un premier Amour, Redowa varié」を紹介します。何故この曲なのかというと、本日(2013年9月28日)がこの変奏曲の主題の原作者アントン・ヴァラーシュタインの生誕200周年だからです。


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▲Anton Wallersteinの肖像 Gallica / Bibliothèque nationale de France より 加工・転載

アントン・ヴァラーシュタイン(Anton Wallerstein, 1813-1892)は、ドイツのヴァイオリニスト・作曲家です。彼は、ドレスデンに生まれ、少年時代よりヴァイオリニストとして活躍しました。1829年には、ドレスデンの宮廷楽団の奏者となり、1832年には、ハノーファーで同様の地位につきましたが、1841年にそれを辞しています。

ヴァラーシュタインは、ヴァイオリニストとして以上に、作曲家として人々に持て囃されました。彼の作品の大部分を占めているのが、ポルカやレドワ(ワルツに似たボヘミア舞曲)等といった舞踏音楽で、作品番号は275にまで達しています。いわばシュトラウスのような作曲家だったのかもしれません。

今回紹介するブルグミュラーの変奏曲の主題に用いられているのは、「初恋(若き日の思い出) Erste Liebe (Jugenderinnerung) Op.28-2」という曲で、ヴァラーシュタインの作品の中でも人気が高かったもの一つのようです。



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