Charles Wehle (1825-1883)

wehle.jpg
▲Charles Wehleの肖像 The New York Public Library Digital Collections より 加工・転載

シャルル・ヴェーレ(Charles Wehle, 1825-1883)は、プラハ生まれのピアニスト・作曲家です。父は商人であり、彼も初めはその道を歩もうとしました。しかし、自身の音楽に対する強い思いに気付いた彼は、タールベルク(以前の記事)から助言を受けて、音楽家としての道を歩むことを決意しました。それから、ライプツィヒでモシェレス[1]にピアノ、リヒター[2]に作曲を学び、その後、ベルリンでクラク[3]に師事しています。1853年にはパリへ移住し、そこを拠点としてヨーロッパ、アメリカ、オセアニア、アジアを含む世界の広範な地域で演奏旅行を繰り広げています。

作品は、殆どがピアノ曲で、Op.は100に達しています。その内、私が楽譜を確認できているのは僅か6,7曲程度ですが、それらを見ていると、もっと他の作品も見てみたいと思わされました。特に2曲のピアノソナタ(Op.38, Op.58)が気になるところです。
また、「スペイン交響曲」で有名なエドゥアール・ラロは、ピアノとヴァイオリンのための「パリの夜会, 3つの性格的小品 Soirées parisiennes, 3 morceaux caractéristiques Op.18(ヴェーレの作品番号ではOp.46にあたる)」をヴェーレと合作しています。

[1]Ignaz Moscheles (1794-1870):ボヘミア出身のピアニスト・作曲家。
[2]Ernst Friedrich Eduard Richter (1808-1879)か?
[3]Theodor Kullak (1818-1882):ドイツのピアニスト・作曲家。ツェルニーの弟子でピアノ教育者として有名。「子供の生活 Opp.62, 81」は今日でも親しまれている。




コサック行進曲 Marche cosaque Op.37

パリの音楽新聞「La Revue et Gazette musicale」の1854年2月26日号の付録として収録された小品です。中間部の辺りはチャイコフスキーっぽい感じもします。





スポンサーサイト

コメント

非公開コメント