楽譜を印刷する際の画像処理

今日は、私がネットでダウンロードした楽譜などを印刷する際に行っている画像処理の方法を紹介します。

kruger_op89.png
(http://imslp.org/wiki/Ch%C5%93ur_des_soldats_de_%27Faust%27,_Op.89_%28Kr%C3%BCger,_Wilhelm%29)

このように綺麗なモノクロになっている楽譜であれば、そのまま印刷しても問題ないでしょう。


しかし、
kruger_op61.png
(http://imslp.org/wiki/Bella_figlia_dell%27amore,_Op.61_%28Kr%C3%BCger,_Wilhelm%29)

このような楽譜の場合、そのまま印刷すると、余白の薄茶色も印刷されてインクが少し勿体ないかもしれません。



このようなとき、フリーソフトの「PictBear」を使って画像を加工をします。

画像をソフトで開いたら、「選択範囲」→「色域指定」を選択します。
gazoushori1.png


色域指定ウィンドウの左部分にある小窓から、文字や楽譜の印刷されていない余白部分を右クリック。
gazoushori2.png


「許容量」の値は、小さすぎると余白の色が十分に消せず、大きすぎると必要な部分まで消してしまうことになります。適当に調整してください。物によりますが15~50ぐらいが目安でしょう。以下の画像は、許容量3および許容量100の場合(左小窓で赤くなっている部分が消えずに残る部分です)
gazoushori3.pnggazoushori4.png


色域指定が終わったら、選択範囲を全て白く塗りつぶしてしまいましょう。「塗りつぶし長方形」で画像全体を覆うのが手っ取り早いです。
gazoushori5.png


一通りの処理を終えたものが次の画像ですが、まだ茶色い部分が残っています。
gazoushori6.png


これらも同様に「色域指定」を利用して処理していきましょう。ただし、今度は白く塗りつぶす範囲は狭めに。
gazoushori7.png
gazoushori8.png


このような処理をいくらか繰り返したものが次の画像です。細かいところまでやろうと思うときりがないので、ある程度のところで妥協しましょう。
gazoushori9.png


仕上げに、「イメージ」→「イメージタイプ」→「グレイスケール」でグレイスケール画像にしてもよいでしょう。
gazoushori10.png
gazoushori11.png

以上で画像の処理は完了です。
実際のところ、こうすることでインクがどれくらい節約できるのかはわかりませんが、少なくとも見栄えの点では、そのまま印刷するよりはよいと思います。

今回、例に使った楽譜は比較的処理しやすいものですが、こういった感じの影の入ったものとかは処理が少し厄介で、綺麗に仕上げることは難しいです。このような絵入りの表紙を綺麗に仕上げるのもやや難しいです。



また、私はいつも、画像ファイルのままではなく、PDFファイルに変換してから印刷をしています。

画像ファイルをPDFに変換するのは「BtoPDF」というフリーソフトを使えば可能です。PNGファイル等では変換できませんので、JPGやBMPで画像を保存しましょう。

複数のPDFファイルを一つに統合するには「PDForsell」というソフトを使っています。かつてはフリーソフトでしたが今は有料みたいですね。



以上、私流の画像処理でした。もしかすると、もっと良い方法があるかもしれません。
ご存じの方いらっしゃいましたら、ご教授いただけると嬉しいです(´∀`)



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