Stefano Golinelli: Amore e Mestizia, Notturno Op.51

今回は、再評価が望まれるイタリアのピアノの巨匠ステファノ・ゴリネッリの《愛と悲しみ, 夜想曲 Amore e Mestizia, Notturno Op.51》の音源を作成しました。ゴリネッリの作品は、以前に《吸血鬼の踊り, スケルツォ Op.52》を紹介しましたが、今回の《愛と悲しみ》は、これと作品番号が隣り合ってはいますが、曲想は大きく異なります。

《愛と悲しみ》は、恐らく1850年頃に出版された作品で、出版譜の表紙には、具体的な名前こそ挙げられていませんが「最愛の人に……(Alla sua diletta.....)」という献辞が記されています。最愛の人に捧げられるに相応しく、甘美さや抒情性を湛えた傑作であり、とりわけ旋律の美しさにおいては傑出した作品だと思います!



曲の構成は以下のような感じです。

序 - A - A' - B - C - A'' - D - C' - コーダ

序奏部では、調性的に不安定な印象を与える減七の和音の連続が特徴的です(このモチーフはコーダでも再現されます)。Bでは、内声部に主旋律を置き、高音域と低音域で分散和音を奏でる所謂「3本の手」の技法が用いられています。Dでは、抑えていた感情を爆発させるかのように、和音とオクターブを力強く打ち鳴らす激しい曲想になります。



楽譜は、こちらのサイトで閲覧できます。腕に自信のある方は是非挑戦してゴリネッリの作品を布教させましょう!私は弾けません(・∀・;)


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