Edouard Wolff: Souvenir d'Auvergne, Bourrée Op.311

本日はポーランド出身の作曲家エドゥアール・ヴォルフの生誕200年ということで、彼の《オーヴェルニュの思い出, ブーレ Souvenir d'Auvergne, Bourrée Op.311》という作品のMIDIを作成してみました。

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Ferdinand Waldmüller (1816-1885)

今年は、オーストリアのピアニスト・作曲家そして画家でもあったフェルディナント・ヴァルトミュラー(Ferdinand Waldmüller, 1816-1885)の生誕200年です。IMSLPによれば、本日9月11日が誕生日だそうですが、他の資料では9月1日となっています。

彼の父フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー(Ferdinand Georg Waldmüller, 1793-1865, 英Wikipedia)はビーダーマイヤー期のオーストリアの有名な画家で、代表作として以下のような晩年のベートーヴェンを描いた肖像画があります。クラシックファンなら見たことがあるという方も多いのではないでしょうか。

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▲Ferdinand Georg Waldmüller『ベートーヴェンの肖像』(1823) (https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Beethoven_Waldmuller_1823.jpg より 加工・転載)

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Léopold de Meyer: Grillen-Polka Op.130


今回は、「ライオン・ピアニスト」という渾名で知られたピアニスト・作曲家レオポルド・ド・マイヤーの《蟋蟀こおろぎポルカ Grillen-Polka Op.130》という作品を録音してみました。

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Charles Le Corbeiller (1821-1894)

シャルル・ル・コルベイエ(Charles Le Corbeiller, 1821-1894)は、フランスのピアニスト・作曲家です。彼の詳しい経歴はわかりませんが、優雅で易しいピアノ小品を多数残しており、他には、歌曲、オルガン伴奏による3声の旋律的ミサ曲(Op.64)、サロン用喜歌劇《会見 Entrevue》などの作品があるようです。

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Carl Haslinger (1816-1868)

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▲Carl Haslingerの肖像 Österreichische Nationalbibliothek より 加工・転載

本日はオーストリアのピアニスト・作曲家カール・ハスリンガー(Carl Haslinger, 1816-1868)の生誕200年ということで、彼の作品を録音してみました。

カール・ハスリンガーは、作曲家トビアス・ハスリンガー(Tobias Haslinger, 1787-1842, Wikipedia)の息子としてウィーンに生まれました。トビアスは、楽譜出版業者として有名で、ベートーヴェンやシューベルト、ヨハン・シュトラウス1世、シュポーア、フンメル、リストなどの作品を出版を手掛けており、特に、ベートーヴェンと親交が深かったことが知られています。また、作曲家としては初級者向けのソナチネが今日でも親しまれています。

息子カールは、父トビアスから音楽の手ほどきを受け、その後、チェルニーにピアノ、ザイフリート(Ignaz von Seyfried, 1776-1841)に作曲を師事しました。作曲家として活動する傍ら、1842年に父が死去すると、その出版業を引き継いでいます。彼は、30年間に亘って、たびたび夜会を主催し、国内外の傑出した音楽家たちと共に、古今の優れた作品を聴衆に披露したといいます。エルンスト・パウアーによれば、「ハスリンガーは、ウィーンの最も腕利きの音楽家の一人であり、若い芸術家たちの友人やパトロンであり、生来の親切さや喜ばしい愛想のよさによって広く愛されていた」そうで、人望の厚い人物であったことが窺えます。彼の死後、出版事業は未亡人によって引き継がれましたが、1875年にロベルト・リーナウ(Robert Lienau, 1838-1920)が運営するベルリンのシュレジンガー(Schlesinger)社に買収されています。

ハスリンガーは、作曲家として様々なジャンルの作品を残しました。歌劇《ワンダ, カリフォルニアの娘 Wanda, das Mädchen von Californien》、シラーの詩によるカンタータ《鐘 Die Glocke》(Op.42)、交響カンタータ《ナポレオン Napoleon》、ピアノ三重奏曲(Op.36)、ヴァイオリンソナタ(Op.35)、チェロソナタ(Op.39)、ピアノと管弦楽のための序奏と変奏曲とロンド《ライン川の旅 Voyage sur le Rhin》(Op.1)、歌曲、多数のピアノ小品などがあります。

  1. Pauer, Ernst (1895), A dictionary of pianists and composers for the pianoforte with an appendix of manufacturers of the instrument, London: Novello; New York: Ewer and Co. p.46

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